King of Blues:Robert Johnson
(2004)
Album
¥699 (税込)
ってかまず買えばいいじゃん。ロバジョン、ああそりゃ「コンプリート・レコーディングス」が欲しいさ。けど高いじゃない。これ699円だし。しかも29曲も入ってるし。音質が気になるって?だってそもそも当時(70年前!)の人たちがいい音でこれを聴いてたかって話よ。ほらタワレコ行けってば。千円札一枚あれば往復の電車賃まで出ちゃうよ。その超絶ギター・テクニックと、聴く者の魂を凍てつかせるブルー・ヴォイスから“十字路で悪魔に魂を売り渡し、音楽の才能を手に入れた”とさえ言われる伝説のブルーズマン、ロバート・ジョンソン。というかコイツがブルーズ伝説、ブルーズそのもの。エリック・クラプトンも憧れてやまない、ポップミュージックが誕生する以前から音楽史に居座る“亡霊”…。あの人は色んな人に憧れてるみたいだけど。写真はわずか数枚しか残っていない(ジャケがどれも同じなのはそのせい)。破天荒な人生の末、後にミュージシャンの厄年とも言われる27歳の若さで妻に毒殺される。1936年と1937年の、日数にしてたった7日間。彼がレコーディングしたのは全29曲とそのテイク違いのみ。あ、ってことはこのアルバムでほとんど聴けんじゃん。ギターを用いる現代のポップ・ミュージックの、その殆どについて親とも言える音楽「BLUES」の、最深部に居た男の記録音盤です。ほらそのエロ本一冊より安いっての。(2006年12月)
*2009年一部加筆

前へ 次へ 一覧へ