“The Sidewinder Sleeps Tonite” Automatic for the people Automatic For The People/R.E.M.
(1992)
Album
生まれてすぐに聴きたかった。 R.E.M.がこの92年以降、傑作を出してないとは言わないけど、「最高傑作は??」と聞かれれば誰でもこの作品を答えるでしょ?(笑)まぁそれは冗談としても、少なくとも僕を含め世界中のR.E.M.を聴きかじった人多くにとってそれほどの価値を持つアメリカのファーストフード(だかスーパーマーケット)の店名を拝借した伝説の名アルバム。ちなみに中古盤で300円で買ったのでした。まそんなもんさね。(笑)なんでもアメリカの某雑誌では1900年代(!)歴代第三位に選ばれたアルバムらしいですよ。(因みに1位はRevolver、2位は忘れました。ははは)R.E.M.って、どうなんだろう。この手の音楽に興味ない人にはほとんど無名なのかな…曲単位での素晴らしさでも圧倒的。まぁ90年代後半エレクトロニクスに頼るのは仕方ないとしても…。ある友人が言っていた。「R.E.M.は歌詞の凄さに曲がついていけてないね」。あぁ、なんてこというんだ。でもある意味そうかもな。いや曲すごいんです。けどマイケル・スタイプの詞(詩!)がそれに輪をかけてあまりに素晴らしいから。連想というか、直接的ではなくイメージにイメージをどんどん繋げていく手法…?(ほんとネイティブでないのが悔やまれる!日本でも歌詞集刊行超希望!)ちなみにアメリカ人でも聴き取りが難しい、いわゆる桑田圭祐タイプのヴォーカルらしいです。今アコースティックで作るのって、逆に大変なんだろな。Hi-Fiすぎて、'60〜'70の雰囲気が出ないとか…アコギの美しい「Find The River」言わずと知れたR.E.M.史上公式の最高曲とされる「Everybody Hurts」、そして個人的にはこっちのが好きな「The Sidewinder Sleeps Tonite」。聴く度いろんなことを思い出し涙腺が緩んでしまう、僕の人生の10曲には入る「Nightswiming」(PVがまた素晴らしい!)etc.…”70年代初期の録音で録ってたらもっとよかったかも”的な、古きよき名盤の匂いがぷんぷんする。とにかく曲単位で凄まじくいいというのが僕の印象。生前カート・コバーン(NIRVANA)がこれを聴いて「R.E.M.の新譜は凄くいい。アコースティックで美しい、僕もあんなアルバムが作れたらな」と語ってたらしいこと。果たしてBOXセットでお目見えとなった未発表曲はファルセットを多用した(僕には)R.E.M.に聴こえる「Do Re Mi」って曲だった。…繋がっていた。(まぁ、その数ヶ月後に終わってしまうのだけれど。)色んなミュージシャンがこぞってフェイバリットに挙げるミュージシャンズ・ミュージシャン、R.E.M.。まぁ誰も彼も尊敬しすぎ?な感じはなくもないけどそれだけのことは間違いなくやってるんだ。ベスト盤もたくさん出てます。でも90年代以降のくらいは全部中古でもオリジナルで買った方がいい。安いし。(2006年7月)  *2009年一部加筆




前へ 次へ 一覧へ 関連レビュー1